半年間毎日泣いていた!!涙の理由の取り違え。大失恋の話その5

自分でもおかしいとは思っていました。

 

大失恋、などと大げさに書いてはいるけれど自分の失恋がどこにでも転がっている、スーパーに売られているお豆腐と同じほどにありふれたものだということはよく、よく分かっていました。

なので時間が過ぎれば、胸にまるで空洞ができたような、心臓が血をダラダラと流しているようなこんな気持ちは薄れて行って、またいつもの本と猫があればそれで幸せな私に戻れると思っていました。

 

けれど毎日泣いていました!!自分でもビックリしました。

あれ?私って泣き虫ではあるけどこと恋愛においてはドライな方じゃなかったっけ??と泣きながら困っていました。

でも本当に涙腺のコントロールが不可能で、妹は私がうつになっていると思い、友達にも精神科に行くことを勧められ……。

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しかしよく分からない病名が付くのも嫌だったし薬も飲みたくないしで、結局お医者さんには行きませんでした。というか失恋で泣いているという恥ずかしすぎる事態を外国語でお医者さんに説明する勇気も活動力も私にはなかった。

 

毎日何もしてなくても涙が流れる状態で、集中力も全くなく必死にテスト勉強していました。とはいえ勉強時間の9割はネットです。

ことあるごとに唐突に「どうして?」「ごめん」とつぶやき、ぶつぶつ独り言を言って妹は心配していましたが、それでも私は大丈夫、と思っていました。

 

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テスト結果はむらがあるものの全部合格で、春休みがやってきました。

春休みに日本に帰ったら良かったのですが、大学の実習などがあり帰れず仕舞いでした。私は明けても暮れてもインターネットをしたり動画を観たりして脳を麻痺させていました。

 

恋愛について、というか失恋について調べているうちに「引き寄せ」に出会いました。(急に怪しい話になってすみません)ネットで「復縁を引き寄せ」とか書いてあるのを読んでいるうちに私は思いました。

だったら……医学部合格も引き寄せられるのでは!?

そして締め切り間近だった隣の国で夏に行われている医学部入試に申し込んだのです。

 

一応理系なのに「引き寄せ」とかやっちゃうのってどうなんでしょう。まあ当時は相当どうかしていました。しかも引き寄せたいものが復縁じゃなくて医学部合格っていうのもまた可愛げがありませんね……。

 

引き寄せに対する私のスタンスは、結局今のところも定まってません。ああいうのって多分実証が不可能だし。

ただ、「絶対に自然消滅される!」と思い込んでいた私が実際自然消滅された、とか「今日は良い日になるぞ」と思っていたら友達がお菓子くれた、とかそういうレベルでの実現はあるのかな、と思います。

前者の場合私が自然消滅をされるような行動を取っていたわけだし、後者の場合「良いことがあるだろう」という期待と「良いこと」を都合良く結び付けただけの気もするのでこれが引き寄せかと言われると違うかな、と思います。

 

何言っているのかよく分かりませんね。

話を戻しましょう。始まった新学期、私は精神異常を言い訳に勉強せずネット三昧でした。(自分でも最悪だと本当に心の底から思っています)講義もほとんど行かず、さらに申し込んだ医学部の勉強も適当にしかやっていませんでした。

 

医学部のテストのためやる気なく(泣きながら!)ホテルと飛行機を予約しました。

 

このとき初夏で丁度失恋から半年くらい経っていた頃だったのですが、私はテスト前特に情緒不安定が悪化していることに気が付きました。そして、さらに気付いたのです。私は失恋を現実逃避に使っているということに。

 

私は日本で大学受験を失敗し、それからずっとフラフラしてきました。目を向けないようにしていたけれど将来に不安しかありません。恋愛とかの以前に、ここ5年くらいずっと何も考えないようにずっとネット漬けで、そのせいで勉強がおろそかになり、そしてますます将来の不安が増大するという悪循環。その悪循環のどこかに私は失恋を組み込んだのでした。

 

失恋について考える→辛い→ネットする→勉強おろそか→将来不安→現実逃避したい→失恋について考える

↑こんな感じです。

 

「そっか、現実逃避だったんだ!」

失恋に浸って泣いてる自分がダサすぎて本当に嫌だったので私は少しホッとしました。現実逃避のためにネット中毒になっているのも同じくらいダサいのですが。

 

私は決めました。

現実と向き合おう!勉強しよう!

 

正直、「勉強しよう、頑張ろう」なんて毎日レベルで思っています。

チェックが入れられないままのToDoリストは何枚もどこかに散らばっていますし、

壁にはTedの動画か何かを見て感銘を受けた言葉、”Fake it 'til you become it!”(できるようになるまで、できる振りをしろ)を書いた紙が貼られています。

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(ちなみにその動画はコチラ。

www.ted.com

左下の吹出マークのところで日本語にできます。良い動画なのでおすすめ)

 

私は変わりませんでした。

勉強もせずにやっぱりフラフラし続けました。

 

ただ、このままだとヤバイな、と本当に思いました。

人としてちゃんとしようと思ったんです。

今までの決意より、もう少し強い決意だったというか……。今までだと、明日になったら急にロボットのような素晴らしい人間になれる、といった非現実的な理想を追い求めていたのですが、ゆっくり確実に変わろうと思いました。

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なので本当に変わろうと思ったきっかけになった失恋も、必要な経験だったのかな。

というわけで大失恋シリーズは終わりです。私はやっぱり恋愛に向いていないなぁ。